ネオン管に電極を付ける

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ネオン管に電極を付ける

ネオン管の製作って、
女子工員さんが機械で作っているものと思っていました。
ところが、一つ一つ手作りなんですよね。

ネオン管は元々まっすぐな管です。
写真の手前と向こう側に写っているもの。
それをバーナーで溶かして、
電極とチップ管(封入ガスの入口)を付けたものが真ん中の状態です。

これは電極以外は加工をしない、
ボーダーと呼ばれるまっすぐなネオン管ですが、
あらかじめ形を加工する場合もあります。

ネオンサインはいろんな形があるわけで、
デザインにあわせて加工することが多いですね。
それがこういったものです。

完成したネオン管

これらは私が作ったものです。
完全な職人さんですね。
私はいったい何をする人か?
なんでもしてしまうんです。

今回はこれらを612本作る予定です。
ホント大変なんですよ。

全国にネオン管を作れる人(ネオン管技工士)は、
あまりいないと思います。
おそらく数百人。
その中でも建築士でネオン管技工士はどのくらいいるのか?
大学生でもあり、建築士でもあり、ネオン管技工士となったら。。。

私がビフォーアフターの匠なら、
必ずインテリアにネオン管をデザインとして取り入れるでしょう。
なんと言うことでしょう!リビングがバーに早変わり!ってね。
なんっていったって、自分で作ることが出来ますから。

ネオン管はいずれなくなって、
LEDに変わってしまうという人もいるようですが、
ネオン管には他にない味があります。
照明が直接見える部分には使われていくでしょう。
とくに少し明るさを落とした雰囲気を大切にするお店には、
必ず残っていくと思います。

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら