正常なDesignjet500を調査

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キャリッジ周りが違う

この写真、正常なDesignjet500のキャリッジです。
私のdj500とはちょっと違いますが、
基本的には同じのハズ。
正常な状態とはどんなものか調査しました。

キャリッジの横に付いているのはウェイトだと思うのですが、
私のdj500より半分以下の重さのようです。

では、とりあえず。。。ガタつきがどんなものか???
ん?これも結構ガタがあります。
でも、どんな状態で移動させても、どこかにあたることはありません。
当然ながら動作音も特に変な音はしません。
意外な結果ですね。

私のdj500はどこにつっかえているのか?
どうやらフラットケーブルを固定しているクリップにぶつかっているようです。
もしかすると、わずかに私のdj500の摩耗が大きいだけで、
今日検証した正常な方も、もう摩耗の限界が近いのかもしれません。
この二つを比較して、意外にその差はありませんでした。

ただ、気になるのは、
キャリッジレール(?)のガタつきより、
キャリッジの上の部分の沈み込みが違うように思えます。
この部分のほうが大きく摩耗しているようです。

ともかく、HPへ部品を注文。。。のハズが、
今日は棚卸しだそうで受け付けてもらえませんでした。
ベルトの型番などはわかっていましたが、
昨日の、あの部品などについては不明なので手書きの図をFAXしました。
正式発注は来週ですね。
確か、2~3週間かかると思われますので、
部品が届くのはゴールデンウイークあけでしょう。

せっかちな私には待ちきれない期間です。
仮の補修が出来ないかなぁ。

コメント(8)

読ませて頂きました。うまく行ってよかったですね。
私は、オークションで確か10万ちょっとで中古を買いました。大して使っていない様に書いてありましたが、届いてすぐ止まりました。ベルトがぼろぼろでした。ベルトもオークションで購入し、さてじぶんで分解取り付けしてみましたが、後半、透明の目盛りの入ったテープを取り付ける際その引っぱりが大変で、手伝ってもらいました。
その後、動きはします。印刷は出来ますが、右側15センチ程が横線が2重になってしまい、図面を見ていて具合が悪くなります。
この原因について、メーカーに問い合わせて、色々検証したり、ガイドレールや、そのテープを清掃したりするのですが、直らず困っています。メンテナンスを依頼すれば部品代を含め11万の見積もりが来てビックリです。これじゃ新品購入した金額になってしまいます。
何かお気づきの点が有れば、勝手申しますが、教えて頂ければと思います。宜しくお願いします。

小川さん、こんにちは。

ベルトがぼろぼろだったのですか。。
それは腹が立ったでしょう。お察しします。

原因についてですが、
透明の目盛りの入ったテープ。。つまり、
エンコーダストリップだと思います。

小型のプリンタを修理したこともありますが、
エンコーダストリップはとても重要な部品で、
キャリッジヘッドの位置を検出するものです。
記事には書いていませんが、
もっとも気を遣って取り扱った部品です。

ご存じの通り、この部品は透明のテープにスリットが入っていて、
ヘッドの光センサ間を、スリットが光を遮る事で位置を検出しています。
取り付け時に苦労をされたと言うことで、
気がつかない間に傷を付けていらっしゃるのではないでしょうか?
印刷が二重になる部分との境目のスリットをよく見てみてください。
一カ所に傷が付くだけで使用できなくなります。
エンコーダストリップは高価な部品ではありません(11万より)ので、
交換してみてはいかがでしょうか?

エンコーダ ストリップ
A1モデル用 C7769-60183 ¥6,825
です。

また取り付けに関しては、
正面より右のボルトナットで取り付ける方を先に固定し、
左側の突起部に手で引っ張りながら引っかけ、
そのまま押さえながらビスで固定するだけです。
もちろん一人でできますし、
あまり強く引っ張る必要もありません。
左側に突起がでているのはこのためです。

もう一つ原因として考えられるのは、
ヘッドの光センサー部ですが、
必ず右側より15センチ程度が二重になるということなので、
これは考えられません。
この部分なら常にずれるか時々ずれるという症状になると思います。
ひどい場合はエラーになって動作しないでしょう。

丁寧なアドバイス有り難うございます。まさしくエンコーダ ストリップです。これにスリットが入っているのですか。注意して見てみます。この部分に汚れがあってもいけないとメーカーの方もおっしゃるので、アルコールで何遍も拭きはしましたが、何か詰まりがあるかもしれません。

取り付けは何か間違っているのか。かなり強く引っ張らないと左の突起部に入らない状態で、右側の取り付け部を私が押し、手伝いの人に強く引っ張って突起に入れてもらうやり方でやっと取り付いた事でした。その作業に何か問題があったのか、ずっと気になってました。
再度拭いたり、いくらかやってダメだったら、交換してみます。
また、経過報告させていただきます。
有り難うございました。

小川さん、こんばんは。

エンコーダストリップの取り付けに苦労されたのですね。
私の場合はすんなりできたので、
まだ何かすることがあったのかもしれません。

最終的に正常に動作するといいですね!

早速、エンコーダストリップを取り寄せて、昨晩取り付けました。
結果、大成功!!!。綺麗な細い一本線が出ました!。

これで、長くHP DJ500 と付き合えそうです。
MAC OS Xでも使えるし。
これで、OS Xへ完全移行出来そうと思っています。
これまで6年 DJ450Cを使って来ました。此れが,最近、用紙の読み取りがなかなかスムーズに出来なくなってしまい、そこでDJ500 に手を出したわけですが、泥沼状態に陥っていました。
やっと仕事に集中出来そう。
本当に有り難うございました。

小川さん、こんにちは。

おめでとうございます。
うまく動作してよかったですね。
情報がお役に立ってよかったです。

もう一つ、お節介ですが、
用紙の読み取りエラーの原因は、
用紙を検出するセンサーによるものではないかと思います。

用紙位置などを読み取るために、
センサーが数カ所取り付けてあります。
用紙の移動する部分に穴が開いていますが、
そこにホコリなどがたまっているはずです。
それをきれいに除去すれば直ると思います。
DJ-450cに限らず、
大判プリンタではよくあることなので、
DJ-500でも同じ症状が出る可能性があります。

DJ450Cも長く使っていながら、清掃メンテナンスをしていませんから、おっしゃる通りと思います。
時間出来たら清掃に取り組みます。
J450Cと500ではインクの種類が違うのか、450Cはすっきりした線が出ますが、500はべっとりした線ですね。出力図は450Cが好きです。
「清掃」大事なんですね。
本当に何度も貴重なアドバイス有り難うございます。

小川さん、こんばんは。

穴が開いていると書きましたが、
450は使ったことがありませんので、
センサーの位置などはわかりません。
いい加減で申し訳ないです。(汗)

しかし、光を用紙に当て、
反射して帰ってくる光を検出するタイプだと思います。
ロール紙を通したことを検出するので、
500にも後ろ側にあると思います。

大判プリンタは印刷時間が長くなりがちですので、
場所が許せば、複数台あった方が便利ですね。
ぜひメンテナンスをしてみてください。
汚れの拭き取りと同時に、
オイルの塗布もされたらいいと思います。

450は使ったことがありませんので、
違いはわかりませんが、
同じ用紙を使っていらっしゃるのなら、
印刷の品質が違うのでしょうね。
あ、そうそう、ファームウエアの更新でも、
印刷の質が変わるかもしれません。

自分でメンテナンスをした機器はかわいいものです。
どちらも長くつきあえるといいですね。

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら