Designjet 500 の修理

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部屋を一時占拠される

一時は部屋を完全に占拠された状態でした。
作業開始は午後9時。
うまくいけば、
大判プリンタが安価で手に入ることになりますが。。。

今回の作業は、
駆動ベルトとローラの交換と、
フラットケーブルの交換です。
フラットケーブルは旧型でしたので、
今回の作業のついでに新しいものに交換します。
本来の目的は駆動ベルトとローラの交換がメインです。

現在のところ、印刷にムラがあり、
磨りガラスのように印刷されます。
これはキャリッジがスムーズに動かないことが原因と考えられます。
ベルトに摩耗が見られることから、
今回の作業で改善すると思われます。

まずは、両サイドのカバーをはずします。
このカバーがでかいの何のって、
これだけでA4プリンタよりずっと大きいです。

両側のカバーを取り外す


左側には主要な電子基板と電源、駆動モータなどがあります。
写真右下にはロール紙用のカッターが見えます。

左側部分


右側にはインク関係の機構が集まっています。

右側部分


右側側面部分です。
ちょっとわかりにくいですが、
中央にローラー(テンショナ)があります。

右側側面部分


ヘッド部分が電源オフの状態の時に格納される部分を取り外します。
さらにヘッドを取り外すため、
インクカートリッジ以外のほとんどの部分を取り外します。
とはいっても、どうやって外すんだ?
今回の作業で一番時間のかかったところ。
キャリッジのポジショニングを検出するための、
スリットの入ったテープ。(正式名は知りませんが、エンコーダストリップとか?)
これを外すのにも迷いました。
これの取り外しは、左側の方からすればスムーズにできます。
取り扱いは慎重にしなければいけません。

右側を分解


キャリッジを取り外し、駆動ベルトを交換します。
これは交換後の写真。
以前に比べ、ベルトにつやがあります。
取り外した駆動ベルトは、ひどく摩耗している様子はありません。
でもくたびれた感じはします。

駆動ベルトを交換


さて、ついでにフレキシブルケーブルを交換します。
下が元のケーブルで、上が新しいケーブルです。
補強が付いているのがわかります。

フレキシブルケーブル


新しいケーブルを取り付けます。
ケーブルの端子部分には絶対手を触れてはいけません。
もし触れてしまったら、アルコールで綺麗に拭きましょう。
放っておくと接触不良の原因になります。

フレキシブルケーブルの交換


フレキシブルケーブルの取り付けが完了しました。
あとは組み立てるだけです!

フレキシブルケーブルの交換完了


キャリッジを取り付けます。

キャリッジの取り付け


右側の部分を組み立てていきます。
駆動ベルトを固定するためローラを取り付けます。
これも新しいものに交換しました。
駆動ベルトを取り付け、ローラでテンションをかけた時点で、
キャリッジがスムーズに動くか試してみました。
すると。。。んー。
これまでとは明らかに動きが違います。
おそらく修理が成功するであろうことを確信しました。

右側の固定部分の組み立て


はやる心を抑え、キャリッジにヘッドユニットを取り付けます。
さらに、ヘッドユニット部分のフレキシブルケーブルをコネクターに差し、
しっかりと固定します。

インクヘッドユニットの組み立て


これでほぼ元通りになりました。

ほぼ元通り


カバーを取り付けて完成です。

組み立て完了


もう時間は午後11時30分。
じゃまになるので元の位置に戻しました。

元の位置に


ふーっ。結構時間がかかりました。
2時間30分くらいでしょうか。
分解に手間取らなかったら、もっと早かったでしょう。

早速、電源オン!
キャリッジは。。。スムーズに動いていきます。
成功間違いなしでしょう。

いよいよテスト印刷しますか。。。

コメント(2)

たろさん毎晩お疲れでございます。
一つ気になったことがあります。
それは、、
たろさんの部屋にポスターがはって
ありますね!?あれは誰でしょうか?

ゆかりんさん、こんにちは。

え?注目する場所はそこですか。。。(笑)
このカレンダーの人は、相武紗季さんです。
ミスドやパイロットのCMに出演されています。
あまり良い景色は窓から見えませんし、
せめて可愛い女性の写真くらい無いと。。。って感じです。
とは言っても、あまり本人らしく撮れてないので、
あまり気に入っていないんですよねぇ。

ところで、無事に建築士免許の申請はできました?

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら