どうしたら安全な建築物が建つのか?

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建築士の免許を更新制にするらしいですが、
それはそれで良いんじゃないかと思います。
場合によっては人の命を左右するわけですので、
常に新しい技術を取り入れるという意味でも良いかなと思います。
きちんとした更新手続きならね…。

ただ、それで安全な建築物が建つと思っているのかな?
建築士法18条4項には、
「建築士は、工事監理を行う場合において、
工事が設計図書のとおりに実施されていないと認めるときは、
直ちに、工事施工者に注意を与え、工事施工者がこれに従わないときは、
その旨を建築主に報告しなければならない。」とあります。

で、どうすればいいわけ?
先の事件でわかるように、
建築主が悪意で行動している場合はどうしたらいいのかな?
犯罪として訴える?
会社の従業員である時には、そう簡単には行かないでしょう?

それと、建築士だけではなく、国や行政の担当者も資格更新などのチェックと、
罰則があって当然だと思いますけど?
だいたい社会保険庁とか、そのほかに限らず、
無駄遣いをして損害を与えた責任とか、
誰も取って無いじゃない。
血税とか口ばかり。
ふざけんじゃないよ!
与党は何してんの?

そもそも、どうしたら安全な建築物が建つのか?
それを真剣に考えていると思えません。
検査が通ったから良いんだなんて言う、
悪質な施工業者がいるのは事実ですし、
建築主は可能な限りコストを抑えようとするのも当たり前。
はっきり言って、施工時にしっかりチェックすれば良いんですよ。
検査の手を抜くからダメなのじゃないの?
どうせ暇そうにしてるじゃない。
構造計算書の再計算もすぐに出来たわけですし、
チェックだっていい加減にしてるって見え見えじゃん。

ちょっと今日は気分が落ち込んでいます。
べつに何も悪いことはないんですが、
ちょっと寂しい気分です。
変なドラマを見たせいか?
気持ちの薄い人をキスイヤで見たからか?

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら