同時にあの事件も

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一級建築士の合格発表の日に、
構造計算書の内容をごまかした
あの事件も展開がありました。
あえて「ごまかし」と書いているのは、
自分なりの考えです。

消費者としてはどうしたら良いのか?
ずっとそれを考えていました。

結論としては…。
批判もあるかもしれませんが、
やはり自分の身は自分で守る。
それしかないと思います。
現在被害に遭われていらっしゃる方は、
何らかの救済策が必要と思いますが、
これから先同じ目に遭わないためには、
賢くなっていくしかありません。

きっと家を購入しようとされている方は、
うきうきしてしっかり判断できる状態でないと思うのです。
私もせっかちで、まさに騙されるタイプの人間です。

しかし、非常に高い買い物です。
騙されないためには充分すぎるほどの対策をした方が良いです。
一戸建てなら好きなだけ判断する材料はあります。
建築図面も見ることが出来ますし、
建設中の現場も見ることが出来るでしょう。

ただ、マンションなどになると…そう簡単にはいかないかもしれません。
前に書いたことがありますが、
もし耐震強度について自信があるなら、
それをアドバンテージとして「ウリ」にすることが出来るはず。
ということは、そういった物件はそのことに言及しているはずです。
外見ばかりに目を奪われがちですが、
内面にも気を配る必要があるということになります。

あとは専門家に見てもらう事が考えられます。
これは費用がかかることなので、予算を考えてとなりますね。
もうひとつ、中古を買うという方がいました。
これもなるほどと思います。
ある程度時間がたったら、ひび割れの有無などで判断できるでしょう。

いろんな情報を見極めて、自分の生活を守るしかない…
残念ながらこれ以外考えられませんでした。


自分はどうなのか?
危険な設計を要求されたらどうするのか?
もちろん自分に納得のいくものを自分の力を出し切って作ろうと決めています。
建築士になったわけですから、
常に今の自分を忘れないようにします。

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら