トラウマ(遠い記憶の続き)

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ガラスをひっかく音など、
苦手な音というのがあると思います。
これは、ただ音が不快なだけ。

私は自転車のブレーキ音が苦手なのですが、
これは音そのものが不快なわけではなく、
あることを思い出させるからなのです。
今でもこれを聞くと一瞬固まります。
どうしても自分ではコントロールできません。

それは、父親が帰ってくる音。
帰ってくると言っても、
彼は仕事をしていない。
自分の実家に行ったり、(お金の無心)
その辺を散歩するだけの生活です。
(全くもってつまらない人生…)

出かけるときは必ず自転車で、
帰ってくるとキーーっと、
ブレーキの音が聞こえるわけ。
恐怖の時間の始まりです。
テレビのチャンネル権はもちろんのこと、
事細かに監視されている状態。
それに反すると拳が飛んでくる。

ある日なんか、
テレビか何かのまねでふざけただけで、
突然殴られた…。
なにがなんだか訳わかんない。
またある日は、
ベルトを後ろからつかまれ、
何度も床にたたきつけられたことも…。
お先真っ暗でしたよ。

何で仕事もしない父親が、
完全な権力を持っていたのか不思議。
小学生までは好き勝手されましたね。

仕事をしない父親はどうしようもありません。
出来ない状態なら仕方ありませんけどね。
もしそんな状態の方がいらっしゃるなら、
すぐに捨てるべきです。

結婚の経験がないので、
あまり偉そうなことはいえませんが、
反対に、
きちっと仕事をするお父さんは、
しっかり支えてあげて欲しいですねぇ。
子供の前で父親を馬鹿にする人がいますが、
絶対やめた方がいい。
将来苦労しますよ。

あらら、今日は好き勝手に書いてしまいました。

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら