PS3は助けてくれるか?

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久々にコンピュータの話題です。
SCEIからPS3に関する情報が多数公開されました。
ゲームの話題?
いやいや、そうではないんです。

建築やデザインを設計する上で、
最近必要に迫られてきているのが三次元CGではないでしょうか?
建築士など専門知識を持っている人は別として、
ふつうは図面を見てもどんな建築物かはわかりづらいものです。
そこでよく使われるようになったのが3DCGでしょう。
すでに使っている人もいるでしょうし、
取引先などでは使っている、という方がほとんどではないかと思います。

私の会社でもよく見かけるようになりましたし、
自分自身使わなければならないと思い始めてかなりの時間がたってしまいました。
使いたいと思いつつそれを実行に移せない障害となるのは、技術的なこともあります。
しかし、最大の障害はコンピュータの計算速度ではないでしょうか?
仕事には常にスピードを求められていますが、
三次元CGとなると最終的なレンダリングに時間がかかってしまいます。

それを克服するのにPS3を使えないだろうか?と思っているのです。
ゲームマシンなので消費電力はそこそこでしょう。
価格は激安(PCと比較すると)の上に、
発表されているように驚異的な処理能力です。
パーソナルコンピュータを買うくらいなら何台も買えるでしょう。
ギガビットLANまで搭載しています。
PS3のCPU、CellはVRAMに対してメインメモリと同じようにアクセス出来る上、
GPUのRSXもメインメモリを直接利用できるそうなので、
レンダリングサーバとして使ってくれと言っているような気がしてならないのです。
(もし問題になるとすれば、メモリー容量かな?)
ShadeなどPS3を利用できる環境を誰か作ってくれませんかねぇ…。

Profile

タロー:

創価大学通信教育部法学部法律学科に在籍。二級建築士(2005年合格)、初級シスアド。電気製品、タイ料理、映画が好き。かつて新人類と呼ばれた世代。「若者を打ち負かしてやる!」との意気込みで日々勉強に励む。私へのメールはこちら